1000冊チャレンジ

9月迄に1000冊売れないようじゃ漫画家やってる場合じゃないチャレンジ進捗アーカイブ(4月15日)

4月15日時点での売れ行き=78冊

1000冊達成まで、残り922冊

吉祥寺ZINE FESにて36冊の売り上げ

即売会のイベントは人生二度目で、数年前にコミティア東京に出店したときに、どういうわけか自信満々で出した作品があまりに芳しくない売れ行きに終わって以来だった。心的な古傷の疼きをこらえてあくまで期待せずに乗り出したZINE FESTだったが、思ったよりも嬉しい結果だった。

数字だけ見ると何一つ楽観視できない上に、購入者もほとんどが身内だったことは言うに及ばないが、それでも、確かな充実感を味わえたのが数年前のコミティアとは違うところだ。

嬉しかったのは明らかにセンス抜群なアストロボーイ鉄腕アトムのレンチキラー印刷Tシャツを着た外国人のアーティストお兄さんに喜んでもらえたり…漫研女子の風格ただよう小学生高学年くらいの女児が家族に「もういくよ、置いてくよ」と呼ばれても生返事をつらぬき、漫画を読みふけってくれたり。こういった読み手さんとのやり取り、これこそが醍醐味だと感じられる。

売れ行きが少し伸ばせたのも、直前に過去作エッセイ『足りないお父さん』を引っ張り出し、コピー本として売り出したのもよかった。深夜3時まで実家のコピー機で刷った甲斐があった。
そして何よりも実家で16冊もまとめ買いしてくれた家族に感謝。

そしてそして何よりそろそろ新作のネームをマジで仕上げないと何もかもが間に合わない。最早冷や汗期を通り越した謎の余裕、すなわち凪、という新たなフェーズに到達していて怖い。がんばります!

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申請方法

購入してくれた漫画のレビューをinstagram/facebook/Xで発信後(ストーリーOK)投稿をDM又はメールアドレスchihaya8823@gmail.comにてお知らせください。簡単なやりとり後、ご要望、お題、プロンプトをいただきますと、おぐりちはやがイラストを手書きにて生成し、データをお渡しします。人口知能ならぬ天然知能でのイラスト生成をお楽しみください!当然無料です!

※以下、千冊チャレンジまでの細かい歩みを解説しています。

千冊の約束

去年の夏、1つの約束が妻と交わされた
『1年後までに新作を発表し、千冊売れないようでは、今のまま漫画家を続けることを諦める。』

約束までの歩み

漫画家おぐりちはやは数年前にめでたくも商業漫画誌に掲載されたことを機にデビューを果たす。以後、漫画家という肩書を欲しいがままにしつつも、特に連載などの仕事には追われず、のんびりとリアカーハウスでの田舎暮らしや、村づくりというGDPに一切貢献しない行為に全力で精を出し自由を謳歌していた。

しかしその傍らに、とある出版社にて連載への歩みもちゃっかりと進めていた。しかし口にできない事情であっさりと道半に断たれてしまう。

夢にしがみつく
男の浪漫は妻の不満

一方、新しい命を授かり人生のフェイズが移行した妻は売れていない漫画家の夫という厄介な同居人に不安と煮え切らない思いを募らせていた。

~伸びしろしかないお父さんと妻ゆりかさんがムスメ子の育児に奮闘~
『足りないお父さん』はkindleインディーズ漫画にて無料配信中

結果、先述した約束及び家庭内協定が締結された。というわけで、このページでは今はまだ売れていない漫画家の人生をかけたチャレンジの進捗を発表していく。乞うご期待!


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